40歳代の女性の患者さんの症例です。
趣味で始めたマラソンだそうですが、今では、人生の大半をマラソンにつぎ込んでいると言うくらい、熱を入れておられる市民ランナーです。
既往歴は、数年前にアキレス腱を痛め、その時は、本格的に走れるまで一年以上かかったそうです。
今年の初めころに、更なるタイムアップを求め、新しいトレーニングをメニューに加えたところ、右膝に痛みが出てきたそうです。
それでも、だましだまし練習していたそうですが、これ以上は、流石に厳しいと感じ病院を受診。
病院では、ランナー膝(腸脛靱帯炎)と診断され、痛み止めとシップの処方。
安静を言い渡され、リハビリに通院していたそうですが、全く良くならず、インターネットで検索され来院されました。
患者さんは、同じ症状に苦しめられているランナー仲間の情報から、最低半年は、まともに練習もできないし、走れないと覚悟していたと言うお話でした。
下の図の赤いマークにあるような、臀部や大腿、下腿を中心に、2週間の間に4回のトリガーポイント鍼灸・筋膜リリース治療を行いました。
5回目の治療に来院された時に、4回目の治療後に30キロを走り込み、それとは別メニューで、追い込むようなトレーニングをしたけれど、膝に痛みを感じることもなく走れ、トレーニングも出来たと言うお話でしたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年06月25日(木) 07:54