30歳代後半の男性の患者さん。前回、来院された時は、腰から右脚の痛み痺れ。今回は、腰殿部痛と左脚の痺れ。
ペインクリニックでは、椎間板ヘルニアが原因であると診断を受けておられます。前回来院時は、足を引きずりながら来院されましたが、椎間板ヘルニアと痛みとの関係には大きな矛盾があること、筋痛と言う考え方で治療すればと提案させていただき、トリガーポイント鍼の効果も大きく、2回で治療終了しています。
今回、別件で来院された時に、前回は右脚でしたねと確認したところ、そうでしたか?と、すっかりどちらの脚だったか忘れてしまうくらい好調だったようです。今回も梨状筋の大転子付着部に鍼を刺したところ、関連痛が確認できました。小殿筋の最深部にも同じく、あ~そこそこ!と言うポイントが沢山見つかりました。施術後は、随分楽になったと仰って、笑顔で帰って行かれました。
赤い丸印のみ治療。脚の色は、訴えておられる痺れの部分。
カテゴリ:症例報告 ,首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2011年02月08日(火) 11:17