50歳代の男性の患者さん、主訴は右脚の痛みと痺れです。
この患者さんは、年に一度くらいこのような症状で来院されます。今回はこれで3度目、カルテを見るといつも2回で治癒しています。
前回は、中殿筋の後縁部に感連痛を誘発するポイントがありましたが、今回はそのポイントではなく、腸径靭帯の上から小殿筋を圧しようと軽く押しただけで、下肢に関連痛を誘発するポイントが見つかりました。
仙腸関節の機能を回復するとともに、股関節周りの筋肉を等尺性収縮を使ってリリースしてみました。治療後の痛みは、施術前を10⇒2に良化しました。